気になる数字をチェック! 第17回 『約149キロメートル』
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2015年10月26日
新青森駅~新函館北斗駅 間北海道新幹線は、東北新幹線の新青森駅から函館市付近・小樽市付近を経て札幌市に至る、延長約360kmに及ぶ路線です。
このうち、新青森駅から新函館北斗駅の区間約149キロメートルは、平成28年3月26日(土)の開業が予定されています。
これが開通すると、新函館北斗駅は日本最北端の新幹線駅となり、東京~新函館は最短で4時間10分程度になるとのことです。
やビジネスに弾みがつくことが期待されますね。
また、車両は東北新幹線で採用されているJR東日本のE5系がベースとなったH5系車両となるようです。
北海道新幹線の区間は、冬は氷点下という厳しい環境のため、上越新幹線などで実績がある融雪用のスプリンクラーは水が凍るためほとんど使えず、高架橋に独自の冬対策設備を導入することになり、ポイント部分にはJR北海道の在来線で使われている「エアジェット式除雪装置」を、新幹線で初採用しています。
これは、線路脇のタンクで圧縮した空気を噴射し、雪だけでなくレールの間に挟まった氷の塊も吹き飛ばすということです。
なお、新函館北斗~札幌間の開通は、平成42年度末(2030年度末)開業予定とされています。
まだまだ先の話ではありますが、楽しみですね。