北大リサーチ&ビジネスパークセミナー2016『 期待に応える!北海道の小麦~品種改良のテクノロジーが拓く食卓の未来~』を開催しました
Report
2016年11月25日
11月16日(水)に北大リサーチ&ビジネスパークセミナー2016『期待に応える!北海道の小麦~品種改良のテクノロジーが拓く食卓の未来~』を開催しました
平成25年度から開催し今回で4度目。今年度は、北海道産の小麦をテーマに開催いたしました。
最初に、北海道立総合研究機構中央農業試験場・研究主査の阿部珠代氏より「北海道の小麦の品種~その変遷と課題~」と題し、北海道産小麦の輸出入量の現状と国内の消費・自給率についてや小麦の品種と特徴、課題と今後の活用等についてお話しいただきました。
また、北海道大学大学院農学研究院・講師の齋藤陽子氏からは、「小麦品種改良の品質需要対応と消費者の期待」と題し、北海道産小麦の道内外使用状況や輸入と生産量についてのお話をしていただきました。
そのほか、ノーステック財団地域イノベーション戦略推進室・チーフ・コーディネータ 北野邦尋氏からは、「食の機能性評価と産業化」と題し食の機能性やその評価方法等について、「北海道のフードビジネスの多様な可能性」と題し北海道経済部産業振興課・立地担当課長の藤村弘之氏からはフードビジネスの立地環境や道産素材、立地企業の紹介などについてのお話しいただきました。
各講演終了後には、名刺交換の時間があり、主催者側と企業や企業間の交流などもみられました。
名刺交換会の時間には、試食として、テーマでもあります「小麦」関係から株式会社ツムラの「ツムらーめん」やさっぽろヘルスイノベーション‛Smart-H’から生まれたマイタケ「大雪華の舞1号」等の提供もあり試食をしながら話もはずみ盛会のうちに閉会しました。
セミナーにご参加いただきました皆様に心より御礼申し上げます。