北キャン便り Vol.25 第3回 北極域研究共同推進拠点 北極域オープンセミナー開催
企業や官公庁の皆さまに北極域の最新情報を提供すると共に、新規参入の需要を喚起することを目的とします。第1回、第2回は、「北極海・航路の利活用」を取り上げ、利活用戦略、運行情報と展望、コンテナ輸送の展望・課題、ヤマルLNGの運送と課題、北海道庁の北極利活用に向けた取り組み、利用に向けた応用技術、北極と世界・日本の未来など、北極海航路にまつわる動向や展望について講演しました。 第3回は「産業創出の可能性に向けた北極域利活用」として、各産業分野における北極域利活用の可能性や展望、課題等について講演します。 また、第4回目以降は、北極域の利活用の可能性、北極域のガバナンス、環境変動と影響・保全に関する研究等、幅広い内容を予定しています。
第3回 北極域研究共同推進拠点 北極域オープンセミナー
日時:2017年7月24日(月)13時00分~18時10分
場所:北海道大学フード&メディカルイノベーション国際拠点
1F多目的ホール(札幌市北区北21条西11丁目)
主催:北極域研究共同推進拠点
(国立大学法人北海道大学北極域研究センター,大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所国際北極環境研究センター,国立研究開発法人海洋研究開発機構北極環境変動総合研究センター)
プログラム
< 開会挨拶(13:00-13:05)>
北海道大学北極域研究センター長 齊藤 誠一
< セミナー(13:05-18:10)>
(1) 北極海航路の海運・物流の現状と展望(仮)(13:05-14:05)
中国遠洋海運集団有限公司グループ
(COSCO Shipping Specialized Carriers Co.,Ltd.)
特殊貨物営業センター上海地区担当経理 LI,JIAN 氏
多目的重量物船欧州航路担当経理 ZHAO,YINGNAN 氏
五十嵐 公 氏
(2) 北極域・ノルウェーにおける石油・ガス開発の取組と展望(仮)(13:05-14:50)
出光興産 資源部石油開発欧州統括課
課長代理 高橋 照之 氏
(3) ヤマルLNGプラント建設の課題と展望(14:50-15:35)
日揮株式会社 オイル・ガス統括本部 中東・アフリカ・欧州・CIS事業本部
本部長代理 阿部 茂 氏
< 休 憩(15:35-15:50)>
(4) 北極域海底ケーブルの通信利用と展望(仮)(15:35-16:35)
北海道大学大学院情報科学研究科 教授 山本 強 氏
(5) 北極の海氷減少と漁業拡大の可能性:北極公海漁業をめぐる国際交渉の動きについて(16:35-17:20)
東京海洋大学海洋政策文化学部門 教授 森下 丈二 氏
(6) 極東ロシアにおける農業プロジェクトの現状と展望(17:20-18:05)
北海道銀行 国際部ロシア室 室長 三上 訓人 氏
< 閉会挨拶(18:10-18:10)>
国立極地研究所国際北極環境研究センター長 榎本 浩之 氏
< 意見交換会(18:20-19:50)>
場所:北海道大学フード&メディカルイノベーション国際拠点
2Fオープンカフェ
会費:2,000 円
お申込み・お問合せ先
申込み方法:ウェブで→ http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/21183/
申込み締切:2017年7月18日(火)
※お申込みメール受領後に確認のためご返信いたします。
北極域研究共同推進拠点事務局(北海道大学北極域研究センター内)
TEL:011-706-9073/FAX:011-706-9623