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「医と食の融合によるビジネス創出を目指して」北大リサーチ&ビジネスパークセミナー開催

Report 2013年11月26日

さる11月21日(木)13時30分よりウェスティンホテル大阪(大阪市北区大淀中,新梅田シティ内)において、「医」と「食」をテーマに「医と食の融合によるビジネス創出を目指して」と題して北大リサーチ&ビジネスパークセミナーを開催いたしました。

本セミナーは、北海道大学の研究シーズや北海道のフードビジネス環境のほか
北海道大学のオープンファシリティやオープンラボをはじめ北大北キャンパスに
位置する北大リサーチ&ビジネスパーク推進協議会参画機関の所有するインキュベーション施設等の紹介をすべく、初の試みとして大阪にて開催されたものです。

まず、北海道大学の若手研究者でもあり細胞生物学・生物物理学がご専門の大学院先端生命科学研究院の北村 朗助教による「神経変性疾患における細胞内タンパク質恒常性」、引き続き歯学研究科所属でご専門が細胞生物学・癌生物学・血管生物学の樋田京子特任准教授による「がん血管の特異性解明と新規がんの診断・治療薬開発」の2件の研究シーズの紹介がありました。その後、北海道東京事務所大阪支所の宮前賢次所長より北海道の強みを前面に出しての北海道におけるフードビジネス展開についてお話しいただきました。

20131121血管内皮細胞

20131121フードビジネス

セミナーの中盤には、コーヒーブレイクタイムが設けられ、参加された食品・医薬品関係の企業や研究者の方々がコーヒーを片手に会話する和やかな光景も見られました。

20131121コーヒーブレイク

その後、北海道大学、中小企業基盤整備機構北海道本部、北海道科学技術総合振興センターより北海道大学北キャンパスに位置するオープンラボラトリーやインキュベーション施設など企業が入居可能な賃貸施設や、北海道大学の先端機器を学外の方にもご利用いただけるシステム(オープンファシリティ)の紹介など、北海道で新たにビジネスを展開するために必要な北大リサーチ&ビジネスパーク推進協議会の支援体制について次々と紹介されました。

最後に、北海道食産業総合振興機構(フード特区機構)の矢野伸一氏より平成25年4月より新たにスタートした「北海道食品機能性表示制度」について紹介があり、セミナーを開催してからの3時間余り盛会のうちに閉会させていただきました。

北大リサーチ&ビジネスパーク推進協議会事務局では、今後もこのような取り組みを行っていきたいと考えております。